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どういうこと

VRoid Studio でアバターを作って、kalidoface 3D で動かそう!

必要なもの

  • ブラウザ (少なくとも Chrome では動作確認済み)
  • OBS
  • VRoid Studio (アバターを自作するなら)

Kalidoface 3D を試そう

Kalidoface 3D とは、VRM 形式のアバターをブラウザで動かすことのできる Web ツールです。PC のカメラを使ったフェイストラッキング、フルボディトラッキングに対応しています。フェイストラッキングはかなり精度が高く、カメラに向かって正面を向いていれば、正確に瞬きや口の動きを捉えてくれます。サンプルアバターも用意されており、手軽に試すことができます。

まず、ブラウザで https://3d.kalidoface.com/ にアクセスすると、何もせずともサンプルアバターが表示されます。

Kalidoface 3D の説明

  1. アバターの切り替え (サンプルアバターも選べる)
  2. 設定ボタン (押すと画像左側の設定項目が表示される)
  3. 左からフェイストラッキング、フルボディトラッキングの切り替え
  4. カメラの選択

これでアバターを動かすための準備は完了です!

次に、実際にアバターを動かし、さらに OBS にアバターを移すための準備をしていきましょう。

Kalidoface 3D の説明

  1. トラッキング開始ボタン
  2. 背景の切り替えボタン (押すと画像左側のメニューが表示される)
  3. 背景をグリーンバックにする

以上で Kalidoface 3D の準備は終わりです。次に、アバターをビデオ会議アプリに映すために OBS の設定をしていきましょう。

OBS の設定

アバターを表示させるためのソースとして、ウィンドウキャプチャでブラウザのウィンドウを取り込みます。このとき、「ウィンドウの一致優先順」は「ウィンドウのタイトルに一致する必要があります」を選択することをお勧めします。うっかり別のウィンドウが映りこんでしまう事故を防ぐためです。

次に、グリーンバックを切り抜きます。追加したウィンドウキャプチャに対して、「クロマキー」フィルタを追加します。今回はグリーンバックなので、「色キーの種類」は「緑」です。アバターの色合いに合わせて背景色を変える必要があるかもしれません。

あとは「仮想カメラ開始」を押し、好きなビデオ会議アプリで入力カメラを「OBS Virtual Camera」にするだけです。

VRoid Studio

VRoid Studio とは、3D モデリングの知識がなくとも、自分のアバターを作成することができるソフトです。VRoid Studio の公式サイト からインストールできます。

VRoid Studio からは VRM 形式でアバターをエクスポートでき、Kalidoface 3D を含む様々なツールでアバターを使うことができます。自分で作ることが難しくても、BOOTH などで購入した服に着せ替えることができます。

最後に

通話するときにカメラをつけるのが恥ずかしくても、アバターなら解決できます。自分のアバターを通じて、新たなコミュニケーションのきっかけになるかもしれません。

サンプルアバターを動かしてみるだけでも、あるいはアセットを着せ替えるだけでも、それは立派な表現の一つです。ぜひ皆さんも試してみてください。

アバターで笑顔を作るのは難しい

トラブルシューティング

Kalidoface 3D でカメラが選択できない

接続しているカメラが選択できないときは、ブラウザの設定でカメラへのアクセス権を許可してください。

Kalidoface 3D のアバターが動かなくなる

Kalidoface 3D が動いているブラウザのタブが非アクティブになると、自動的に停止します。Kalidoface 3D のタブが常に見えるようにしてください。

また、長い時間動かしたままにしておくと、なぜかアバターが動かなくなることがあります。諦めてタブを再読み込みしましょう。